

アトピーと言うのは、ひどくなってくると、日常生活にも影響が出てくるくらいつらい症状がでてきます。ですので、アトピーの患者さんは、はやくこれを治したいと言う気持ちが強くなってきます。すると、その心理につけ込むような商売も出てきます。また、民間療法なども色々と噂が出てきて、何を信じて良いのか分からなくなってきてしまいます。そんな情報が混乱している人の為に医学の観点からこれはどうなのかと言う所を説明していきたいとおもいます。
民間療法とは何なのか
民間療法と言うのは、
○体験するもの(例:漢方薬とかハーブ)
○昔から言い伝えられている知恵袋みたいなもの(例:患部を冷やす)
○自然を利用するもの(例:アロマテラピーとか温泉)
このようなものが民間療法にはあり、中には治療に効果が出る物もあります。
上の例で言えば、アロマテラピーとか温泉は効果が出ると世間的にはよく知られている事だと思います。
どうして、アロマテラピーが効果がでるのかと言いますと、アロマテラピーは香りをかぐのですか、この香りでストレスが和らげられて、かゆいのを落ち着かせてくれるからです。また、温泉が効果があると言われているのは、温泉には、強酸性の源泉によって、ブドウ球菌に対して殺菌効果があるのだといわれているのです。実際にこのような行為をして、症状が改善されたという話は結構聞きます。しかし、科学的な根拠はありません。でも、結果だけを見れば、効果があったのではないかと言えます。
ですが、実査に科学的根拠がないものに対しては、医学的には認められる事はないので、医者の立場からすれば軽々しくこれは効果がありますよとは言えないのです。
アトピービジネスって何
民間療法は色々ありますが、その中で、アトピービジネスは信じない方がいいでしょう。アトピービジネスと言う名前は、有名な皮膚科の先生が付けた名前で、これは危険ですよと警告を発している物なのです。
具体的に説明をしますと、アトピーの患者さんに対して、甘い言葉を使い治療に対しての効果を実際の結果よりも過大に説明をしたり、もしくは、嘘を言って宣伝をしていく事によって、アトピーに悩んでいる人たちからお金を巻き上げていくビジネスなのです。
民間療法をビジネスにしている場合は、その方法が有効なのかどうかを科学的な根拠をしっかりと示さないといけなくて、本当にその会社がアトピーの患者さんの立場になって治療を考えているのかと言う所が重要となるのです。
アトピービジネスを簡単に見分ける
アトピービジネスをしている会社などがよく使う決まり文句などをまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さい。
■必ず治ります。○ヶ月で治ります
アトピーと言うのは、そんなに簡単に治る物ではありません。アトピーは、学会などの報告でも、6ヶ月以上続いている湿疹とされているのです。
この薬を飲んだから、あるいは、この薬をぬったから、次の日朝起きたらアトピーがなくなっていたなんて話は絶対にないのです。アトピーはゆっくりと時間をかけて治していく物です。
■効果が100%だと言う(全員完治しました)都合の良い体験談しか載せていない
まず、100%効果が出る薬と言うのはまずないと思っていいでしょう。
また、ひとそれぞれアトピーの症状が出る場所は違いますし、薬の効き方なども個人差がかなりあります。
ですので、誰にでも100%効く薬ははないのです。
■ステロイドを悪く言う、自社の製品の責任は負わない
まず、ステロイドの副作用の事を必要以上に強調しながら言います。このようにまずは、ステロイドを悪い物だと言うイメージをもたせてから、自社の製品とかサービスを宣伝してきます。
もしこの会社の製品を使って、結果症状が悪化してしまったら、ステロイドを使用していたから悪くなってしまったなどと、絶対に自社の製品のせいだとは言いません。これを使用した人の責任にしようとしてきます。
このように責任を使用者になすりつけてしまうような所の会社は自分たちの製品に自信がないからです。つまり、効果が出る事は期待できません。
怪しいなと思ったら
もし、注文などをしてしまった後に、これはなんだか怪しいと思ったら、クーリングオフ制度と消費者契約法を使って、契約の申込みとかを撤回や解除をすることができます。
○クーリングオフ制度
申込みから一定の期間内でしたら、申込みや契約を理由には関係なく無条件で解除・解約をすることができる制度です。
○消費者契約法
大切な説明をしてもらうことなく契約をしてしまった場合、この契約の申込みを取り消したり、無効であると主張をすることが出来る権利です。
科学的根拠が大切
医療機関でする治療と言うのは、アトピーに対してどのくらいの確率で効くのかを言うのに基づいて診断をしていく事になります。しかし、アトピービジネスの場合の宣伝では、効かない話は出てきません。なぜかと言いますと、効かない話などがあると、製品が売れないからです。
今、アトピーで大変悩まれているとしても、必ず治療の効果はどのくらいあるのかと言うような正確なデーターがあるのかどうなのかを冷静に判断をして、考えるようにしましょう。もし自分で難しいのでしたら医師に相談などをするといいでしょう。

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